今日の議題は「納品書同梱する?しない?」です。 タイトルの通り、通販の梱包時に納品書を入れるかどうかについて話します。 納品書同梱、賛成派と否定派に分かれて討論するはずが、どちらも否定派で…笑 しかし、それぞれのメリットなど、わかりやすく解説いたします! そもそも、納品書の役割とは… お客様の注文内容 (受注) に対して、正確に商品を出荷 (納品) できたかの確認用。 例えば請求書のように、それがないと前後の業務に支障が出て滞る…というものではない。 むしろ、納品書を入れることで作業負荷が増える。 間違って他の人のところに、他の人の納品書が入ることのないように運用していても、ミスが絶対に0というわけではない。 もし、そういった間違いがあった場合は、個人情報の漏洩になってしまう。 最近は、納品書をサイト上からダウンロードできたり、出力することができるところが増えている。 納品書を紙で出す必要がなくても、納品書の「情報」は必要。 なので、納品書を同梱しなくていいなら、今日からやめようというわけにもいかない。 納品書の同梱をやめるには… 例えば、ネット通販のサイト上にマイページがあって、そこから「いつ、なにを、何点購入したか」という記録を確認できたり、そこから領収証をダウンロードできる… という仕組みがあることが大前提である。 それがあった上で、紙の納品書を廃止するという流れになる。 双方のメリットを比較 納品書を同梱しないメリット ・作業負荷が軽減される。 ・個人情報漏洩の事故の危険性が大幅に低下できる。 ・コスト削減 (無駄な紙を使わなくていい) 。 納品書を同梱するメリット ・お客様の目につきやすい。 ・インターネットに慣れていない方にやさしい。 メリットの内容からしても、同梱しないメリットの方が大きいことがわかる。 じゃあ、逆に同梱しないデメリットはあるのか。 ディスカッションのために、両者が考えるも… デメリットが…出てこない。笑 デメリットというよりは、対処が難しい問題がひとつ。 個口割れといって、箱が分かれたり、分納になる場合、それをインターネット上で表示させるのは難しい。 その場合は、今の時点ではシステム上の問題があるため、紙の納品書が必要だろう。 ロジカイギの結論 お客さんがシステム上で情報を見られる状況であれば、納品書は同梱しなくていい! 動画内では、「受注でポン」のサービスを簡単にご紹介しています! マイページにURLを貼ったり、メールでURLを送って、そのURLから納品書や領収証を出すことができるサービスです。 編集者K ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○ロジカイギとは○ EC業界における物流部門において、数えきれないほどの問題と改善を施してきたメンバーが、他では話されないコアな情報を配信するプロジェクトです。 https://logikaigi.com/ ○プロフィール○ 株式会社Linkth 代表取締役 小橋 重信(こばし しげのぶ) 「物流から荷主企業を元気にする」ことを目標に在庫管理の大切さを伝える活動を行う。3年間のIT企業での経験から、ITの知見もあり、「ファッション×IT×物流」トータルでのコンサルティング活動を行う。 株式会社TALKLORE 代表取締役 伊藤 良(いとう りょう) 「少数精鋭企業の課題解決屋」として今まで培ったコンサルティング能力、ソリューション能力をもとにした独自のフレームワーク理論を展開。特にベンチャー企業や新規事業の成長ステップに合わせた参謀役としての実践的かつオーダーメイドな経営指導には定評がある。 トランスフィード株式会社 代表取締役 長井 隆典(ながい たかのり) 荷主及び物流事業者として培ってきた経験を基に、現場改善に特化した分析とアドバイスを展開。シミュレーションに基づくオペレーション再構築やWMS導入による工数削減には定評がある。 #通販物流 #業界研究 #EC #ロジカイギ #EC業界 #EC担当者 #EC物流 #物流業界 #物流 #倉庫 #ロジスティクス #コンサルティング #アドバイス #雑談 #ビジネス

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