あの日人類は思い出した――― 薄闇の中進む影は 誰も心許なく 不確かな未来は何時だって 薄氷の上に咲く 夜は訪れる度に幾度も 冷たい手で俺達の首筋を 優しく撫でた 黄昏を裏切って 灯る希望の背に縋り 追い駆けた 地獄へと 向かってると知っても 夢の続きが見たいなら お前は何を差し出せる 悪魔は甘く囁いた 屍で道を作れ 「この壁の向こうに何がある?」 幼き日々に憧れた 真実がすぐそこにある 屍の道の先に → 《紅蓮の衝動》(ゆみや)が翔け抜けた奇跡→ → 《自由への覚悟》(つばさ)を散らして→ → 《捧げられた花弁》(しんぞう)を束ねても→ → 《手向けるべき真の暁》(レクイエム)には早すぎる → → 太陽はまだ沈んでないのだから→ 進み続ける波の彼方へ……!