盆略点前は裏千家十三世円能斎の創案で、割稽古を習得して、はじめての点前手続きとなります。 茶室で鉄瓶を掛けて点前をいたしますが、職場やリビング、庭、縁側といった茶室以外の場所でもポットや薬罐を代用することでカジュアルにお茶を楽しむことができます。 茶碗の中に茶巾、茶筅を仕込み、茶杓を上にのせ、棗にお茶を入れてお盆にのせます。それに熱いお湯が用意できれば完了です。 気軽に一服差し上げるには最適であります。 ※ 新型コロナウィルスの影響で、稽古不足や心のゆとりが不足している方々のため、インターネットで稽古の拝見ができるようにFacebookの茶道会館ページで動画配信をして参りました。 盆略点前は3回に分けて配信致しましたが、こちらのYouTubeでは、ひと点前の流れで配信致します。 後日に、割稽古・茶箱点前・風炉の点前・客の所作も配信させて頂く予定でございます。 どうぞ、よろしくお願いします。