松本市の北部にある虚空蔵山(コクゾウサン、コクゾウヤマ)は別名「会田富士」とも呼ばれ、旧四賀村のシンボルとして地元の人々に親しまれています。戦国時代にこの地を治めていた豪族会田氏の山城の跡も残る歴史のある山です。 虚空蔵山へ登るコースは、動画の中で2コース(岩井堂コース、岩井神社コース)あると紹介していますが、そのまだいくつかあるようです。花川原峠北斜面コース、風越峠コース、東尾根コースなどです。 登山道は、かなり急な上り坂と、脇の緩やかな上り坂の2つがあります。鳥居をくぐって真っすぐに延びた急坂は、かなりキツイです。足元が安定しない箇所があり、また手を付くこともあるので手袋はあった方が良いでしょう。 「四十八曲がり」と呼ばれる参道であればかなり緩やかです。時間もそんなに変わりません。 岩壁の洞窟の中に作られた岩屋神社は必見です。自然の石が上から覆いかぶさるように建物を取り囲み、どっしりとして圧倒されます。 岩屋神社の中も入れますが、靴は必ず脱ぎましょう。その先にバルコニーのような場所があり外を一望できます。 虚空蔵山は知名度はありますが、あまり訪れる人はいないようです。当日は一家族3名がすれ違っただけでした。 ゆっくり歩いても40分程度、往復1時間かかりません。途中と山頂、駐車場にトイレはありません。 県道303号線を筑北村方面にひたすら走り、四賀有機センターの看板を目印に入ります。四賀有機センターを通りすぎたら、200mほどで防獣フェンスがあるので開けて先へ進みます。もちろん防獣フェンスは元通り閉めてください。 その後3キロほどで登山口です。鳥居があるのでそこを目指します。 虚空蔵山の名称の山はこの近くでも4か所あります。松本市の虚空蔵山が一番初心者向けのようです。 #虚空蔵山#松本市四賀#長野観光#移住田舎暮らし